駆除は何年おきに必要?

駆除は何年おきに必要?

駆除は何年おきに必要? 住宅の柱に寄生するシロアリは、一度発生すると徹底的な駆除を必要とします。
さらに定期的に消毒をすることも大切ですが。シロアリ駆除を何年おきにすればいいのか素人では判断し難いものです。
全国各地に数多くのシロアリ駆除会社はあり、これらの会社では約2年に1度は駆除作業をすることを推奨されています。
シロアリは主に住居内の太い柱、つまり大黒柱や梁に大量に発生します。
駆除をする時はこれらの柱に小さな穴を開けてそこから薬剤を注入しますが、奥深くまで駆除を1度にするのは難しいものです。
そのため1度の駆除で根絶できていない可能性があり、再び大発生する時期にシロアリ駆除をおこなうのが望ましいです。
時期としては梅雨入り前が適しているので、2年に1度は梅雨前に住宅全体の主要な柱を対象としたシロアリ駆除をおこなうのが理想的です。
会社によっては最初の駆除作業終了後に、次回の予定を立てて継続的に駆除サービスを実施するところもあります。

移動時期を把握しないと早期にシロアリ駆除ができず手遅れになるケースも

移動時期を把握しないと早期にシロアリ駆除ができず手遅れになるケースも シロアリがコロニーを形成して活発な活動を行うと、木材を使った建物が食べられスカスカになってしまうことがあります。
シロアリ駆除が手遅れになるケースは、家の周辺にたくさんいたのに気が付かず放置して食害が進んでしまうことです。
家に住み着く可能性がある時期は、シロアリの種類によって異なります。
羽アリとなって集団で移動することが多いですが、4月から5月の春先で日中に移動するのはヤマトシロアリが多く、6月から7月の梅雨の時期で夜に移動するのはイエシロアリのことが多いです。
活発なのはイエシロアリで、比較的新しい木材も好んで食べるため、新築の家でも注意しなければなりません。
シロアリ駆除の調査を依頼する時期としては、こうした羽アリの移動時期や終わってすぐの頃がよいでしょう。
床下や壁に柱などだけ注意するのではなく、庭木にも湿って朽ちそうになっているものがあれば、住み着く可能性があるため注意が必要です。
庭木を食べ尽くしてから建物に移動してきて知らない間にスカスカにされては、家の耐久性が衰えて手遅れになってしまいます。